【すき家では「衛生」という文字はない? 「備品兼用編」】 |
会員A 「すき家が衛生的によくないっていうのは改めて言うまでもないですけど、 その理由の1つに従業員が「備品」や「清掃用具」を「兼用」しているということが挙げられると思うんです。」 会員B 「どういうことですか?」 会員A 「たとえば、多くの店舗で「洗浄機や洗米機などの食材関連の機器を清掃するホース」と 「グリスト(※下水)やグレーチング(※排水溝)などの汚れたとこを清掃するホース」 を兼用している店舗って多いじゃないですか。同じ清掃用ということで。」 会長 「たしかに同じ「清掃」でも「洗浄機の清掃」と「グリストの清掃」じゃあ全く違うからな。」 会員B 「グリスト清掃後に「ヌルヌルしてるから」ってホースを洗浄機にかけるバカもいますしね。」 会員A 「「兼用」している」というのは要するに「「専用」のものがない」ということですからね。 問題なのはクルーが兼用しているということではなく、会社やマネージャーが「使い分け」を 指導していないということなんです。」 会長 「たしかにマニュアルにはそれらしき記述は一切ないからな。」 会員B 「そういうことは本来、会社側がもっと真剣に取り組むべきなのでしょうけどね。」 会長 「そういえば以前、ヘルプのやつがグリスト用具(※下水清掃用具)を洗浄機にかけるのを見たことあるけど 意外とそういうことが関係しているのかもしれないな。」 ・・・ 会員A 「それに「ハサミの兼用」も衛生的にはよくないと思いますよ。すき家ではどこの店でも「牛肉」の袋を切ったハサミで 「サラダ」や「お新香」のパックを切ったりしてるじゃないですか。」 会長 「ダンボールを開けるのに使ったりな(笑)。」 会員B 「そう考えると、たしかに衛生的だとは言えないですよね。」 会長 「それ以前に普通の飲食店の感覚だとハサミを使ったらその都度洗浄だろ? 特に「生肉」なんて雑菌でいっぱいなんだから…」 会員B 「たしか、その位置のハサミは「豚汁」や「カレー」とも兼用ですよね。」 会長 「パックの切り口から雑菌が繁殖してしまうなんて考えたくもねえよな。」 会員B 「たしかに「カレーポット」内なんて菌が繁殖するにはいい温度ですからね。」 会長 「カレーはパックから補充するだけだから(クルーの手が入っている牛丼と違って) 比較的安全だと思っていたんだけど、そう考えるとカレーも安全じゃねえんだな。」 ・・・ 会員A 「「兼用」といえば、すき家では「スポンジ」も兼用ですからね。」 会長 「普段散々「安心」だの「安全」だの謳っている会社が「シンクの残飯受け」を洗うスポンジと 「食器」を洗うスポンジを兼用しているなんて普通の人には考えられねえ世界だろうからな。」 会員B 「たしかに、スポンジを兼用しているのはごく一部のクサレ店舗だけってわけじゃないですからね。」 会長 「以前ゼンショーの社長が「すき家では衛生面では業界最高水準です」なんてふざけたこと言ってたけど、 全店でスポンジを兼用していて「業界最高水準」も何もねえだろって。」 会員A 「スポンジを使い分けるなんてどこの飲食店では常識なんですけどね。」 会員B 「たしかに同業の「吉野家」や「松屋」でさえ清掃用のスポンジと食器用のスポンジは 明確に使い分けるって言いますしね。」 会員A 「自分が聞いた話では「松屋」では「食器用」と「清掃用」だけでなく「米用」と「洗浄用」 って使い分けがあるらしいですよ。しかも万が一にも間違えないように保管場所も 明確に区別するらしいですからね。」 会員B 「まあ、すき家ではスポンジを使い分けるなんて発想自体はないでしょうからね。」 会長 「極端な話、すき家では「ジャーの内びつ」と「ゴミ箱」を洗うスポンジを兼用しているってことだろ! 同じ牛丼屋でどうしてこんなに違うんだよ!!」 会員B 「まあ、一部の常識のあるクルーは「衛生的によくないから…」って「内びつ」を「炊飯器の内釜を洗うタワシ」 で洗ってますけどね。」 会員A 「その「タワシで洗う」っていうのも本来「内びつにキズがついてコーティングが剥げるから禁止」なんだけどね。」 会長 「「ジャーの内びつ」を新しく発注すると予算がいくらかかるかなんて俺にはわからねえけど、 「内びつにかかる予算」と「客の健康面」どっちが大事かなんて考えなくてもわかるだろ! 全くどういう飲食店なんだよ。ゼンショーほんといいかげんにしろって。」 |