【すき家には「衛生」という文字はない? 「食中毒編」】 |
会員A 「この会社は「食中毒」とかに対する危機感が全くないように思えますね。」 会長 「某居酒屋チェーンでは食中毒が起きた際、その店の従業員を全員「解雇」したらしいからな。」 会員A 「「解雇」することがいいことかどうかは別として、飲食店にとって食中毒はそれほど重大な問題なんですよね。」 会員B 「過去に「食中毒」が起きて「営業停止」になった飲食店なんていくらでもありますからね。」 会長 「普通の飲食店は「食中毒」を起こさないように運営するもんだけど、 すき家の場合は「食中毒が起きてもモミ消せばいい」という考えだからな。」 会員A 「以前本部から電話がかかってきたんですよ。「先ほど、お客様から「そちらの店舗で牛丼食べたらじんましんが出た」 というクレームをいただいたんですけど、何か心当たりはありませんか?」って。」 会長 「よくありそうなことだよな(笑)。」 会員A 「その時はマネージャーが対応したんですけど 「他のお客様から同様のクレームは来ていないので、そのお客様の勘違いだと思われます。」 →「ああ、そうですか。」って、それで終わりですからね。 近くで聞いていて「え? もう終わりなの???」って正直思いましたよ。」 会長 「しかも本部から客への対応がすごいらしいからな。聞いた話だと「確認しましたがうちは悪くないですね」 とか「お客様が悪いのであって、当方に非はありません」なんて言うらしいからな。」 会員A 「普通飲食店で食中毒が出たなんてことになればその原因を徹底的に調べて 2度と起こらないように対策を立てるものですけどね。」 会長 「ゼンショーはそういうのは全くないからな。 その証拠にクレーム出した客に「店舗は衛生的に管理されているのか?」って聞かれても 「それはわかりません。でも、そこで認めたら負けだと思っています。」って暗に「客批判」するという話だからな。」 会員A 「そういうのを聞くと「どういう会社なんだよ」と思いますよね。」 会員B 「たとえ悪くなくても「ご指摘ありがとうございました。これからも一層衛生管理に気をつけていきたいと思います。」 とでも言うべきなんですけどね。」 会長 「そんなこと客商売として常識だろう? いくら裁判沙汰にはなりたくないからって客に責任を押し付けるなんて企業として問題あるだろ。」 会員A 「ゼンショーは車の接触事故と同じで「先に非を認めたほうが負け」とでも思っているのでしょうね。」 会長 「だろうな。「保健所は同じ症状での被害が多数でない限り本気で動くことがない」 とわかっていての強気の対応なんだろうしな。」 ・・・ 会長 「そもそも「食中毒」の原因があるかどうかを店舗や担当マネージャーに確認すること自体無理あるだろ? 原価が悪かっただけで「責任取れ」って言う会社だぜ。たとえあったとしても「ない」と言うに決まっているじゃねえか!! それに本部も本部で「店舗に確認しましたが悪くないですね」って言ってるわけだろ? 本当にそこまで店舗を信頼しているのかよ。」 会員B 「本部がそこまで「悪くない」と言い切る根拠を示して欲しいですよね。」 会員A 「それは自分も思いますね。実際働いている従業員の目から見てもお世辞にも衛生的とは言えないですからね。 「店舗の衛生状態」や「オペレーション面」から考えても「食中毒」が起こる可能性なんて十分あるんですよ。」 会長 「逆に心当たりが多過ぎて特定することが難しいよな(笑)。」 会員B 「たとえ「食中毒」が起きたとしても働いている従業員にとっては十分想定内ですからね。」 会長 「そういう時に本部が主張するのはいつも「マニュアルではこうなっている」という主張にもならない主張だしな。」 会員A 「逆に本部の人に聞いてやりたいですね。「マニュアルでは「タレは冷蔵保存になっています」 「厨房内は禁煙となっています」…だけど実際に守られていますか?」って。」 会長 「マニュアル通りやっていないのは一部のクサレ店舗だけってわけじゃないからな。 ほぼ全店で守られていなくて「マニュアルでは」と言うのはさすがに無理があるだろう(笑)。」 ・・・ 会員B 「以前マネージャーに聞いたことがあるんですよ。 「どうしてすき家は食中毒を頻繁に起こしているのに営業停止にならないのですか?」って。」 会長 「たしかにそれは疑問だよな。」 会員B 「そうしたら「いや、すき家は食中毒起こしてないから。」って言われましたからね。 ↓ 「でも、「すき家で食事したら腹壊した」とか「じんましんが出た」ってクレーム多いじゃないですか。」 ↓ 「お前、それは「食中毒」じゃなくて「食あたり」だろ。」 って。」 会長 「別に「食中毒」じゃなきゃいいってもんでもないだろ? すき家で食って体壊したってことには変わりないんだから。 じゃあ聞くけど「食中毒」じゃなくて「食あたり」ならギリギリセーフなのかよ。」 会員A 「たしかにそれは言えますよね。」 会員B 「それで僕も「食中毒」と「食あたり」の違いを気になって調べてみたんですけれど、 「食中毒」は医学用語というだけで「食あたり」とほぼ同じ意味らしいですからね。」 会長 「そうなんだ。」 会員B 「ただし、世間一般では「食中毒になったけど軽い症状ですんだ」 という時に食あたりという言葉が使われているようですけどね。」 会長 「まあ、多少の違いがどうであれ飲食店で起こしておいて許されるレベルの話ではないよな。」 ・・・ 会長 「別にゼンショーのことをフォローする気なんて全くないけど「牛丼が臭う」とか「牛丼食って胃がもたれた」 なんてほとんどの場合ただ単に脂取ってないだけだろ?」 会員B 「たしかにそうなんですけど…それはそれでよくないですけどね。」 会員A 「肉鍋より温度の低い体内に入れば脂が固まって胃がもたれるなんて常識なんですけどね。」 会長 「これだけ脂を取らない牛丼屋もめずらしいだろうな(笑)。」 会員A 「たしかに忙しい昼ピークは肉鍋内に脂が1センチくらい浮いていますからね。 脂がギトギトの牛丼食べて胃がもたれるなんて当然じゃないですか? だからそれが食中毒の原因と考えられても全然不思議じゃないんですよね。」 会員B 「クルーに注意しても「忙しくてできません」とか「さっき取りました」って言い切りますからね。」 会長 「脂が1センチ以上浮いていて「さっきとりました」も何もないだろう。」 会員A 「「忙しい」と言いながらタバコを吸う時間はあるわけですからね。ほんといいかげんにして欲しいですよね。」 ・・・ 会長 「まあ生卵を常温保管している会社だもんな。腹を壊してある意味当然だよな。」 会員B 「別に常温保管なのは忙しい「ピーク時のみ」というわけではないですからね。」 会員A 「実際、本部に確認したところ「卵の常温保管は認められている」と主張していますけどね。」 会長 「いくら「認められている」といっても「常温保管」より「冷蔵保存」のほうがいいに決まっているだろ。」 会員B 「たしかに他の飲食店では冷蔵で保管していますからね。」 会長 「それ以前に生卵自体衛生的にいいもんでもないんだけどな。」 会員A 「生卵には食中毒の原因になる「サルモネラ菌」がいるなんて飲食店では常識なんですけどね。」 会長 「すき家のオペレーションでは卵を仕込んた手で調理をしたり食器をいじったりすることなんて普通にあるからな。」 会員B 「同業の松屋でさえ卵を触ったら「除菌」っていうくらいですからね。」 会員A 「「サルモネラ菌」が原因で食中毒が発生する可能性なんて微々たるものなんでしょうけど、 その可能性を少しでも減らすのが飲食店で働く者の務めなんですけどね。」 ・・・ 会員A 「そういえば一部にソフトクリームを販売している店舗があるじゃないですか?」 会長 「たしか郊外のロードサイドの店舗で販売しているらしいよな。でも、乳製品は取扱いが難しいというし、 すき家の従業員ではキビシイだろ?」 会員B 「それは僕も思いますね。」 会員A 「たしかに管理の杜撰さは目につきますよね。以前ヘルプ先の店舗で「ソフトフリーザー(※ソフトクリームサーバー)」 があまりにも汚いんでクルーにどれくらいの頻度で清掃しているのか聞いたんですけど 「僕たちマネージャーに習っていません。誰もやっていないんじゃないんですか。」と言ってましたから…」 会長 「習ってなければ自分でマニュアル読んででもしろよ(笑)。」 会員A 「それで担当のマネージャーに「ここの店のクルー誰も分解清掃できないらしいので教えてやってください」 って言ったら「僕もわかりません」ですからね。」 会員B 「「僕もわかりません」って(笑)、どういうマネージャーなんですか。」 会員A 「そのマネに「他の清掃ならまだしもソフトフリーザーの清掃をやらないのはさすがにマズイだろう?」 って言ったんですよ。そしたら「大丈夫ですよ。「自動殺菌」はやってますから…」って。」 会長 「いくらなんでもその考えは危険すぎるだろ? 「自動殺菌」といったってただ単にタンク内を加熱しているだけなんだから…」 会員B 「別に「自動殺菌」で汚れが落ちるわけではないですからね。」 会長 「それに清掃していないということは「ソフトミックス」だって常に継ぎ足して補充しているわけだろ? いくら加工してあるからといっても「古い牛乳」と「新しい牛乳」を混ぜて飲んでいるようなもんだからな。 そんなことをやっていて体にいいわけがないんだよ。」 会員B 「ただでさえソフトフリーザーの分解清掃なんて1週間に1回しかやらないわけですからね。 清掃をやらなければ当然2週間ぶり3週間ぶりの清掃ということになりますよね。」 会長 「誰だってそんな店で食いたくないよな。」 会員A 「他の飲食店、例えばマクドナルドではソフトフリーザーの清掃なんて日課清掃らしいですからね。」 会長 「もちろん、出食数が違うから単純には比較できないけど 「同じファーストフードでどうしてこんなに違うんだよ」って思うよな。」 会員A 「まあ、すき家では少ない人数で働かせている関係上「時間がなければやらなくてもいい」という世界ですからね。 時間のかかるソフトフリーザーの清掃の優先順位が低いのはある意味当然かと。」 会員B 「それに残っても給料でない会社ですからね。クルーに「残ってでもやっていけ」とは言えないんですよね。」 会長 「だから元々すき家にはこういう商品を扱うのは無理なんだって(笑)。」 ・・・ 会員A 「自分が新人の時に配送で「納豆」や「焼きのり」などの食材が来ないことが結構あって、 そういう場合「朝食」関連を全て売り切れにしていたんですよ。」 会長 「朝食は「焼きのり」がなきゃ完全にアウトだからな。」 会員A 「そうしたら引き継ぎでマネージャーに「何で隣のコンビニで買ってないんですか?」って怒られましたからね。」 会長 「いくらなんでもコンビニで買っちゃマズイだろ(笑)。」 会員A 「普通そう思いますよね。だから本部に電話して聞いたんですよ。 「売り切れの食材を隣のコンビニで買うようにマネージャーに指示されたんですけど…いいんですか?」って。 そうしたら「別にそれは構いませんけど…領収書はもらってください。」ですからね。」 会長 「「領収書をもらう、もらわない」って(笑)、そういう問題じゃねえだろ!」 会員A 「だから言ってやったんですよ。 「会社指定の食材でないと食中毒が出た場合に責任を負いきれないんじゃないんですか? こういうことは飲食店では常識ですよね。」って。」 会長 「あんまり本部の人間をいじめちゃかわいそうだろ(笑)。」 会員B 「それ以前にこういうチェーン店ではどこいっても「同じ量」「同じ味」というのが基本ですからね。 本部の人が言ってることはあまりにも非常識かと…」 会員A 「まあ、結局「パーストック」を変更してもらうことで解決しましたけどね。」 ・・・ 会長 「それにクルーによっては「腸内検査(※検便)」だって全く提出していないしな。」 会員B 「特にうちの店の女子高生なんか毎回提出しませんからね。「忘れました」って。 「毎回忘れるわけないだろう」→「いや、毎回忘れます」なんて平気で言いますからね。」 会長 「そういうのを聞くと「何、色気づいてるんだ」と思うよな。「出したくなければ出さなくていい」ってもんでもねえだろ。」 会員B 「マネージャーも「忘れた? じゃあ今回はいいから次回持って来いよ。」とか言ってそれで終わりですからね。」 会長 「そのマネが無理やりでも採って来させろよ。 こういうのは飲食店では当たり前のことで別に「セクハラ」でも何でもねえんだからな。」 会員A 「こういうマネいるんですよね。女の子に嫌われたくないからって。」 会員B 「クルーによっては持って帰りもしないですからね。マネに「全員提出させろ」って言われてたけど本人いないし 「とりあえず出しとけ」って感じでそのまま出したこともありましたね。」 会長 「提出表にチェックだけ入れてな。」 会員A 「本来は提出するまで働かせてはいけないのですけれどもね。」 会長 「出さなくてシフト入れなくなったクルーの話なんて聞いたこともねえからな。」 会員A 「某店舗では当日になっても誰も持って来てなくて「しょうがねえなあ」とか言って マネージャーがクルーの分まで採取してましたね。」 会員B 「そのマネも「責任重大」ですね(笑)。」 会長 「いくらなんでもそれはマズイだろ。そのマネが引っかかったりしたら全員がアウトだろ?」 会員A 「そのマネにとっては提出率を上げるための「苦肉の策」なのかもしれないけど 保健所に嘘の報告をしているわけですからね。」 会長 「下手すれば「営業停止」もありうるかもな(笑)。」 会員A 「いや、さすがにそこまではないと思いますけど何らかの処罰は受けるべきでしょうね。」 会長 「でもさあ、この件で保険所の指導が入ったなんて聞いたことないからな。保健所も見て見ぬふりなのだろうな。」 会員A 「本来「保健所の指導」どうこうではなく従業員各々が もっと食品に関する仕事に従事しているということを意識すべきなんですけどね。」 会長 「まあ、普段散々「安心・安全の…」と言ってる会社だしな。 どこかの焼き肉チェーンの社長みたいに食中毒を起こしてから 「衛生管理に不備があったのかもしれません」なんて言い訳はできないだろうな。」 |