【本当に安全なの!? 黒い疑惑が多い「すき家」】


登場キャラ…会長会員Aさん、会員B


【ゼンショーって「ブラック企業」ですか?】
会長 「最近、巷では「ブラック企業」って言い方がはやっているらしいよな。
    ゼンショーも「ブラック企業」らしいし働いている俺たちとしては肩身が狭い思いだよな。」

会員B 「会長の言う「最近」って、いつのことですか?
     ゼンショーが「ブラック企業」だなんて何年も前から言われてるじゃないですか。」

会長 「そうなんだ。ヤバイ会社だとは思っていたんだけど…」

会員A 「ゼンショーは「ブラック企業ランキング」で常に上位ですよ。
     「飲食業界のグッドウィル」って呼ばれているくらいですからね。」

会員B 「以前は「ゼンショー」と「グッドウィル」、「ブラック企業」として双璧をなしていたんですけど
     「グッドウィル」が倒産した今、完全にゼンショーの「独り舞台」というか「独走体制」に入りましたね(笑)。」

・・・

会長 「そもそも「ゼンショー」と「グッドウィル」って名前自体が「詐欺」みたいなもんだよな。」

会員B 「どういう意味ですか?」

会長 「「グッドウィル」っていうのは英語で「good will」つまり「good(良い)will(意志)」=「善意」ってことだろ?
    従業員から散々搾取して倒産した会社が「グッドウィル」だからな(笑)。」

会員A 「そういえば「ゼンショー」も「全てに勝つ」という意味で「全勝」の他に
     「善い商いをする」と書いて「善商」=「ゼンショー」らしいですからね。」

会長 「散々違法行為をしてきて「善い商い」も何もないだろ? 「善商」とはよく言ったもんだ(笑)。」

会員B 「まあ、名前をつけるのはその会社の自由ですからね。」

会長 「それにしたって「善意」と「善商」だろ? 「ブラック企業」のトップに君臨する両企業の名前が
    これじゃあ笑い話にもならねえよな(笑)。」

会員B 「この会社は「言ってることとやってることが違う」ということが多々あるけど、
     社名にすでに表れていたんですね(笑)。」

会員A 「ゼンショーのことをフォローするわけじゃないですけど、ゼンショーの言う「善い商い」とは自分たちにとって
     「善い商い」なんじゃないんですか? 企業が自社の利益を追求するのは当然ですし…」

会長 「なるほど、つまりゼンショーの言う「善い商い」とは「「客」や「働いている従業員」ではなく「自分たち経営者にとって
    「善い商い」をして利益を出し、他社に「全勝」する」ということか(笑)。」

会員B 「「今の世の中きれいごとだけではやっていけない」ということですね。」

・・・

会員A 「自分の個人的見解を言わせてもらえば、ゼンショーは「ブラック企業」ではない、と思いますよ。」

会長 「お前、もっと空気読めよ。労働基準法違反で何度も訴えられているような会社だぜ!
    じゃあ「ゼンショー」は「健全な企業」とでも言うのかよ?」

会員B 「すき家は肉体労働だからブルーワーカー、つまり「ブルー企業」というのは「なし」ですよ。」

会長 「たしかに、すき家で働いていれば「ブルー(※憂鬱)」にもなるよな(笑)。」

会員A 「ゼンショーにとって「ブラック企業」と言うのはむしろ褒め言葉という感じすらしますね。
     よくネット上で、ゼンショーは「ブラックを超えたブラック」という意味で「超絶ブラック」という言葉を見かけますけど、
     自分としては「ゼンショー」には「犯罪者の集まり」という意味で「犯罪集団」。
     つまり「犯罪集団すき家」という言葉を送りたいですね。」

会長・会員B 「犯罪集団(苦笑)。」

会員A 「だって考えてみてくださいよ。深夜(休憩も取らせず)働かせるのは「違法」だってわかっていながら
     ほとんどの店舗でワンオペ、警察や労働基準局の指導なんて完全無視って会社ですからね。」

会長 「深夜ワンオペなのは何も「特別に暇な店舗だけ」ってわけでも「一部のマネージャーが勝手にやっている」
    ってわけでもないからな。ほとんど全店で守られていなくて
    「労働基準法を守っています」なんて口が裂けても言えねえだろ。」

会員A 「だから初めから守る気なんてないんじゃないですか?
     守る気があるのならとっくの昔に2オペにしているはずですし…」

会長 「それに警察からの改善要請だって去年1年だけで何十件も入っているらしいからな。」

会員B 「それどころか僕の知っている店舗だけでも今までに10回以上指導受けていますからね。」

会員A 「しかもこれだけ強盗が入って社会問題にまでなっているのに、
     社長が株主総会で「強盗の被害額が深夜の人件費を越えない限り2オペにはしない」
     って断言したっていうんだから開いた口がふさがりませんよね。」

会長 「「警察」っていえば「一応」国の法的機関のわけだし、いち企業がシカトして許される話じゃねえだろ!」

会員B 「「だからブラック企業なんだ」と言われればそれまでなんですけどね。」

・・・

会員A 「ゼンショーといえば「残業代未払い」つまり過度なサービス残業をさせることで有名ですよね。」

会長 「まあ、「サービス残業日本一」の会社だからな。」

会員B 「「サービス残業」といったって5分、10分というわけじゃないですからね。」

会長 「クルーによっては(仕事が終わらず)2時間も3時間も残っているからな。
    それだけ残せばさすがに「犯罪行為」だろ!」

会員A 「どこの企業でも社員は多かれ少なかれ「サービス残業」をしているとは思いますけど、
     ゼンショーはそれをアルバイトに強要させていますからね。

会長 「しかもこの会社のすごいところはあきらかにタダ働きなのを正当化するところだよな。
    「仕事の終わらない自分が悪い」「自己責任で残ってやっていって当たり前だ」って。」

会員B 「それにたとえ訴えられたとしても、ゼンショーは「残ったのはあくまで本人の意思」で通しますからね。」

会長 「たしか以前訴えられた時の主張が「クルーが勝手に残った」「勝手に働いた分を会社が払う必要はない」だからな。
    金稼ぐためにバイトしてるのに2時間も3時間もタダ働きするバカはいねえだろ! 常識から考えて。」

会員A 「最近、ゼンショーは「すき家の従業員は業務委託」と発言していますよね。」

会長 「「すき家のアルバイトは業務委託であり残業代は発生しない」というやつだろ。たしかゼンショーの言い分が
    「業務委託契約であって雇用契約ではない。よって残業代が発生するという前提を欠いている。
    だから残業代を請求するのはおかしい」というわけのわからない主張だよな。」

会員A 「その発言は様々な場所で「詭弁」だっていうのが証明されてますからね。」

会長 「ゼンショーにとっては苦し紛れの発言だったのだろうけど、嘘をつくならもっとましな嘘をついて欲しいよな。」

会員B 「まあ、ゼンショーは嘘に嘘を塗り固めて大きくなってきた会社ですからね。」

会員A 「それにゼンショーは少ない人数でシフトをさせることで利益を出してきた会社ですし、
     それを否定することはゼンショーの存在自体を否定することになりますからね。」

会長 「たしかにそれは言えるよな。」

会員A 「あきらかに「違法」なのに様々な「嘘」や「詭弁」を用いて正当化しようとする会社。
     「違法」なのを承知で強要する社員。
     自分は「すき家」=「ゼンショー」を「犯罪集団」と呼ぶことに何のためらいもないですね。」

会長 「まさに「犯罪集団」の名に偽りなし、だよな。」