【本当に安全なの!? 黒い疑惑が多い「すき家」】


登場キャラ…会長会員Aさん、会員B


【なぜ、すき家だけ強盗が入るのか】
会員A 「またすき家に強盗が入ったらしいですね。」

会長 「相変わらず懲りないよな。」

会員B 「マスコミやネット上でも「またすき家に強盗が…」って感じですからね。」

会長 「吉野家や松屋に強盗入ったなんて聞いたことがないしな。そもそも深夜1人で勤務させること自体違法だろう?」

会員B 「女でも深夜ワンオペですからね。「いないから…」って高校生深夜使ってるくらいだから
     そんなこと今更って感じですけど…」

会長 「法律違反どうこう言う前に深夜1人でシフトさせるのは危険なことだって会社だって十分認識しているはずだろ?」

会員A 「会社の考えでは「売り上げがこのくらいだから1人でできるはずだ」という感じで、
     そこに「危険か」「危険じゃないか」という判断はないですからね。
     結局は会社の自己都合(人件費削減)のためにクルーを危険な目にあわせているんですよ。」

会長 「深夜ワンオペとか言うと、一般の人は「ああ、よほど暇な店舗なんですね」と思うかもしれないけどとんでもないよな。
    すき家1000店舗以上あって完全に2オペの店なんて何店舗かだぜ。」

会員B 「日本で最も危険な地域と言われる新宿や渋谷の店舗でさえワンオペですからね。」

会長 「すき家の場合、犯人が実はクルー経験者だったっていうのが多いのも特徴だよな。」

会員A 「「すき家の防犯管理がいかに杜撰だか」なんて経験者だったら誰でも知っているじゃないですか。
     こういう事件は起こるべくして起こったと言えますね。」

・・・

会長 「すき家って何か防犯対策しているのか?」

会員B 「していないんじゃないんですか。 「犯人がクルーだった」なんてそのあらわれじゃないですか。」

会長 「それ以前に問題なのは会社や本部の人間がいかに防犯に対して無知かというところだよ。
    「本部安全保障課」なんて名前だけは立派だけどな。」

会員B 「安全保障課とか言いながら深夜1人とか2人で運営していますからね。
     「1000店舗以上あるのにさすがに無理あるだろ」ってツッコミたいくらいですよ。
     名前だけで我々の安全は全く保障されていないという(笑)。」

会員A 「クルーが「防犯ブザー」を押したけど本部が気づかなくて店舗ともめたこともありますしね。
     「そんな状態でワンオペさせるのか」って。」

会長 「その「防犯ブザー」っていうのもわけわかんないよな。」

会員A 「そうですね。最近できた新店はともかく、ひと昔前の店舗は皆レジの横に設置されていますからね。」

会長 「強盗に「金を出せ!!」とナイフ突き付けられている状態で目の前のブザー押したら
    殺されちまうだろうに…それだけでも、いかに会社がわかっていないかというあらわれだよな。」

会員A 「防犯ブザーを見えないところ(犯人に気づかれないように押すことができる位置)に設置することなんて
     防犯の基本中の基本ですけどね。以前バイトしていたところではレジの裏側だけでなく厨房内にもあって
     「緊急時には気付かれないように押すんだよ」って指導されましたからね。」

会長 「俺は他の飲食店のことは知らねえけど、それでもおかしいと思うしな…」

会員A 「以前本部に電話して「ブザーの位置が問題あるんじゃないんですか?」って聞いた時も
     「ドライバーを使えばはずすことができるので自分で好きなところに付け替えてください。」って、
     やりたきゃやってくれ的な無責任な返答でしたからね。」

会長 「クルーのことなんてどうでもいいんだろうな…」

会員A 「その証拠に「気づいたらブザーを押されていた」っていうのが結構あるじゃないですか。
     でも本部から連絡があるのってまれですからね。」

会長 「たしかに「本当にチェックしているのか?」って思う時もあるよな。
    ほとんどの場合がこのパターンだろうから本部もなめているところもあるのだろうし…
    まあ、俺達には確認しようがないしな。」

会長 「そういえば、防犯ブザーって防犯とは全然関係ないところで結構トラブったりするんだよな。」

会員B 「どういう時ですか?」

会長 「レジ横にあるだけじゃなく、ご丁寧にボタンに「押す」とか書かれているだろ。客が「ベルスター(※呼び鈴)」
    と勘違いして押すんだよ。でも押してもうちらには何も聞こえないから「ボタン押しても来ないじゃないか!!」
    ってトラブルんだよ。だけでなく、後で本部から電話がかかって来てまた怒られるんだよ。
    「ちゃんと店内見ているのか?」って…ほんと踏んだり蹴ったりだよ。」

会員A 「以前は「ドアチャイム」も「ベルスター」もありませんでしたからね。
     その状態で配送やりながらワンオペさせること自体無理ありますよ。しかもクレーム出したら
     「カウンターを見ていないお前が悪い」って言われますからね。
     当時のマニュアルに「10秒間に1度はカウンターを見ろ」っていうのがありましたけど、
     もうメチャクチャ、できるわけないですよ。」

会員B 「他にも「防犯」と名前がつくものだけはありますよね。「防犯カメラ」、「防犯カラーボール」…」

会員A 「「防犯カラーボール」といえば、以前はすき家に強盗が入る度に「全店チェック」っていうんで
     「「防犯カラーボール」は店舗にありますか?」とか電話かけてきましたよね。」

会長 「ああ、そんなこともあったよな(笑)。当時、安全保障課に「防犯カラーボールの設置場所が
    更衣室やレジ下の棚の中とか店舗によって違うんですけどいいんですか?」って聞いたら
    「とりあえずあればいいです。」って回答だったんで「防犯カラーボールっていうのは使用するためでなく
    設置することにより犯罪を未然に防ぐためにあるので見えるところに置かないと意味がないんじゃないんですか?」
    って教えてやったんだよ。そうしたら「知りませんでした。いやー勉強になるなー。」って…
    おまえ何年やってんだよ(笑)。」

・・・

会長 「あと、いつも思うんだけど「防犯カメラ」なんて何の抑止効果もないだろ。警察が来るころには強盗もいないだろうし…」

会員B 「録画としても効果が薄いらしいですからね。警察の人が画像見てこの角度じゃ見えないって嘆いていたらしいし…」

会長 「だろうな。そもそも「防犯カメラ」という建前の「従業員監視用カメラ」だからな。」

・・・

会長 「他に「防犯ステッカー」っていうのもあるよな。入口や裏口に貼る「防犯カメラ24時間監視中」ってやつだよ。」

会員A 「ああ、ありますね。でも監視されているのはうちらですけどね(笑)。」

・・・

会員B 「そもそも、こんなに強盗に入られているにも関わらず、何の対策もしない会社自体に問題がありますよね。」

会長 「たとえ店舗に強盗が入ったとしてもすき家自体の損害にはならないからな…」

会員B 「どういうことですか?」

会員A 「すき家には「損害金」という考え方があって金取られた場合、取られた分をクルーに払わせるんだ。
     「入られたほうが悪い」「隙のあるオペレーションをしているからだ」と言ってね。」

会員B 「どう考えても深夜1人で働かせている会社に問題があるじゃないですか。強盗に入られるなんて
     本来なら一番の被害者だし、それをクルーに「責任取れ」とか言っているわけでしょう?
     とんでもない会社ですよね。」

会長 「深夜ワンオペで働かせるなんて「クルーの安全よりも利益を優先する」ということなんだろ。
    かわいそうに、会社の法律を無視した人件費削減による被害者だよな。」

会員A 「自分は社長や幹部連中に言いたいですね。「こんなに頻繁に強盗が入っているのはクルーのせいではなく
     杜撰な管理をしているあなたたちの責任ですよ!!」って。」